よくある被害例

【1.キャッチセールス】

駅や繁華街の路上でアンケート調査などと称して呼び止め、営業所などに連れて行き、不安をあおるなどして商品やサービスを契約させる行為。

繁華街を歩いていたら、

「美容に興味ある?」
「どんな化粧品を使っているの?」
「時間があればエステのコースを無料で体験してアンケートに答えてほしい。」

などと声をかけられ、誘惑につられ店までついて行ってしまうケース

一通り質問などを受け無料で体験コースを受けた後、アンケートに答えて帰ろうとしたが、なかなか帰してもらえない。

施術の結果と称して、

「体の血流が悪く老廃物がたまっている。このままだと肌のトラブルの改善は見込めない。」
「夏に向けて、脂肪を落とすなら、今からしないと間に合わない。」
「肌の露出はファッションの大前提。脱毛は常識。」

などと不安をあおったり、願望につけこみ、その気にさせて契約をさせるというもの。

その際、

「コース全体では100万円のところ、今ならキャンペーン中につき半額以下の40万円で受けることができますよ。」

などとお得感をだし、巧みな誘惑で契約まで至るケースがほとんどです。

同時に、支払いはクレジット契約を結び、

「月々5000円なら無理なく支払えますよね。」

など、消費者には「それくらいなら・・・」と思わせるのも手口の一つです。


【2.アポイントメントセールス】

・抽選に当たったので無料体験しに来ませんか?
・特別モニターに選ばれました。

など、販売や契約の目的を告げずに、店や営業所に呼び出し、契約しないと帰れない状態にして契約させる行為

★ 例1 ★

懸賞サイトのアンケートに答えたら、その後エステティックサロンから、

「エステの無料券が当選した。」

と送られてきた。

通常は18000円のコースが無料ということもあり、そのサロンに出向き、カウンセリングを受け、そのコースを施術してもらった。

終了後、店員数名に囲まれて執拗な勧誘が2・3時間続き、最終的には契約書にサインをするまで帰らせてもらえない雰囲気となり、早く帰りたいこともあって、総額85万円のエステコースの契約書にサインをした。

★ 例2 ★

勤務先にエステティック会社からエステの無料体験の勧誘の電話が何度もかかってきて、内容的に魅力的だったこともあり、1度だけならとサロンへ出向き、脱毛コースの無料体験を受けた。

終了後、自分が気にしている症状を執拗に指摘され、その症状が改善されるならと、契約書にサインしてしまった。

その後、通うたびに他の気になる箇所を指摘され、新コースや化粧品・サプリメント・健康食品などを進められ、それらを合わせて使用しないと効果は低いと言われ、次々と契約してしまった。

★ 例3 ★

駅などにあるフリーペーパーにお値打ちにエステ体験ができるクーポンがあり、それをもってサロンへ行った。

その時は、お値打ちに施術してもらったのだが、帰り際に継続的な施術の必要性を説得され、さらに自宅でのケアも必要と、時間のある時に何度でもケアできるという美容機器の購入を勧められた。
その機器を購入すると、サロンでのコースが今後無料で受けられると聞き、その気になって契約してしまった。


【3.訪問販売】

自宅に訪問し、

「市販では売っていない商品である。」
「今、この周辺のお宅にお邪魔してキャンペーンの紹介をしている。」

などと化粧品や、美容機器などの説明をはじめ、契約に至るまでなかなか帰らず、最終的に契約させる行為。

ある日、自宅に感じのよい女性がやってきて、

「あなたのお肌を無料診断させていただけますか?」
「これを使えばもっとお肌の状態がよくなりますよ。」
「将来、シミやしわができない肌にするために今からこの化粧品を使うといいですよ」
「市販では売っていない商品です」

など、柔らかい物腰で応対しているのですが、なかなか帰ってくれないこともあり、いろいろ説明を聞いてしまった。

化粧品一式30万円もする高価な商品だったが、クレジットの支払いにすれば、月々の支払いは8000円程度と少額であることを強調するなど、巧みに説得され、契約をしてしまった。

その際、セールスの女性が、化粧品の包装を開け、その商品を使用して説明をはじめた。

女性が帰った後、冷静に考えてみたところ、やはり高額であることを理由に、解約を申し出たが、商品を開封して使用したことを理由に解約に応じてもらえなかった。

エステトラブル多発

このように若い女性を狙ったキャッチセールスやアポイントメントセールスによるトラブルが多発しています。

女性は誰しも容姿には関心が高いため、ついそこにつけ込まれてしまい、話を聞いてしまったり、その気になってしまうことが被害にあう原因の一つです。

また、世間をあまり知らない若者もターゲットになりやすく、業者が本来の目的を隠して声をかけるなどの手口が横行しています。

最近は新社会人を狙ったケースも多く寄せられています。

どのケースも冷静に判断できる状況であれば、悪徳業者に引っかかるようなことは回避できと思われるのですが、「無料キャンペーン」や「モニター」など、日常にあふれている言葉にのせられ、自分の意思で出向いていくため、被害にあっていると認識できずに契約してしまうようです。